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2009/07/31

ナビ杯レッズ戦 雑感

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水曜日は試合終了後 バスで静岡へ、さらに乗り換えて実家まで移動し1泊。翌朝は5時半くらいに起床し、木曜日は静岡駅から新幹線通勤。

木曜日 朝の静岡駅にはゲーフラの枠を抱えたレッズサポがちらほら、ホントにご苦労さんです。気持ちは前向きでしたが、さすがに身体のバッテリーが切れ掛かったままだったので、ちゃんと定時に仕事を切り上げて帰宅。2日ぶりに家で夕飯を頂きBlogに写真をアップ、さすがに疲れていて、作業を終えると身体が勝手に重くなりあっという間に就寝しました。たいして試合について書けなかったと思ったので、ここで改めて。

この2戦を通しで考えると、第一戦でも第二戦でも、両チームともに戦術に大差はなかったと思います。第1戦では原口のドリブルにヤラレマシタ。清水の中盤は相手のパスワークを待ち受けすぎて中盤が窮屈になり動きが悪かった。ヨンセンがいないにも関わらずロングフィードはハイボールで勝負でしたが、メンバー変更でも大きく修正しなかった事は、その後の千葉戦、2戦目にはプラスだったのかもしれません。

2戦目では中盤のポジショニング修正が細かくできたことと、なにかを起こす意外性のあるパスやシュートがない(要はトゥーリオ不在)で対応が楽だったというのが一番かな。また、先発した数試合では、個人的に目に付いたホンタクの軽いパスミスや軽率な対応が減少したというのは個人の技術改善というのもあるかと思いますが、相手のミドルシュートやドリブルに迫力不足という側面もあったかと。

今シーズンの浦和は、ショートパスを人数かけながら刻みながら崩してゴールを陥れるのが基本にしようと思っているみたいですが、相手をボールサイドに寄せて寄せて、逆サイドへ一気にオープンスペースへ、がうまくいっていた第1戦とは違い、オープンスペースへの展開も少ないし、なぜか、逆サイドからも攻撃が前向きではなく、またショートパス祭りが始まってしまう感が強かった。もちろん、清水のポジション取りと連動が良かったのもありますが、結局 浦和にゴールを引き起こしているのはトゥーリオの攻撃参加であり、彼の絶妙な位置取りが嵌ったときに浦和FWのマークが外れてとか、サイドから単独で崩している原口や山田直がアクセントとしてドリブルで陥れる攻撃でチャンスが広がったりしていたんですが、どうも、ラインが低い相手には通じていない。基本はでき始めているけど完成度としては道半ばという気がしています。

第二戦での清水は、中盤ではその餌パスに無闇に飛び込むことなくスペースを埋める動きを連続し、横パスをカット狙って、うまくいけば速攻で、逆サイドからFWの個人技で押し込むというのがベース。カットできなくても深追いしない、ポジション保持を優先し焦らず、相手のミスを狙い続けると。

どっちがいい(魅力的というべきか?)サッカーか?と問われれば、正直 オシム爺マンセーな雰囲気がある日本では、浦和が今のトレンドとして釣り合っていると思います。人もボールも動くサッカーって感じですかね。もっとも、浦和は自覚していると思うのですが、今の人材と戦術は釣り合ってない感じです。ボールは動き始めているけど、人は動きがまだまだ少ないというかなんというか90分はコンセプトが続かない。若手の出番が多いのは、今のうちに現場で研修させるという意図と持久力を重視してだと思いますけど、勝ちながら育てるというバランスは去年までは全くできなかったわけで、それだけでも、フィンケ監督への交代の効果は十分あると思います。

清水は、人件費の費用対効果を最大限に考えて、戦力にあったサッカーをやっています。ケンタ監督がダレに代わっても、チームの軸は守備重視で高速カウンターやショートカウンターで上位を伺うというベースは変わらないと思います。下位チームに対戦上 取りこぼすのも結局は同嗜好のチームだと潰しあいの時間が増え、戦術に嵌る回数が減るのとフィニッシュの精度が低下するのが要因じゃないでしょうか。

後半 ヨンセンが右サイドのチャンスからシュートをサイドネットに打ち込んだときに、ヨンセンレベルでも守備を徹底させると、こう精度が落ちていくのだな、と改めて思ったりしました。

戦術面では、対人で強くあたることを意識付けていますけど、ここを毎試合 徹底できるかどうかが取りこぼしを減らして上位に食い込めるかどうかの分かれ目だと思います。幸いにして審判団も接触プレイと故意の倒れこみは無視して流す風潮が強まっています。8月の中断明けの新潟、磐田、京都の連戦は試金石、新潟は上位ではあるが調子自体は下降気味。磐田、京都はFWに特徴ある中位チーム。しかも今期の対戦では、勝ち点を取りこぼしています。

勝ちが習慣づいてきたことで、やっとリーグ戦でも前が見え始めてきましたが、FWの勢いで勝っている印象が強いせいか、過去のように簡単に「夏 始まりました!」とは断言できないのが、今シーズンの難しさかもしれません。

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